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2019年4月13日 (土)

スギだけではないんです

スギ花粉症のピークは過ぎましたが、ヒノキの本格的飛散は4月上旬からです。スギとひのきはどちらもヒノキ科に属し、共通抗原性が高い樹木なのでスギ花粉症の患者さんはひのき花粉にも反応しやすいといわれてます。今年のヒノキ花粉は例年もしくは例年より上回ると予測されており、スギ花粉症の方は、まだまだケアが必要ですね。さらにさらに、スギ花粉症の方の約半数がイネ科花粉症を持つと報告されており、スギ、ヒノキ花粉症の時期が過ぎたのにまだ症状が続くという方はイネ科花粉症かもしれません。イネ科花粉の飛散は3月下旬から11月初旬まで長期にわたり、飛散量は5月の連休明けから梅雨にかけて最も多くなります。スギやひのき花粉は風に乗ると数十キロ以上と遠くまで飛びますが、イネ科の代表であるかもしれません。がやは花粉が大きく数十メートルから数百メートルしか飛ばないため、植物の近くに寄らないだけでも、アレルゲン回避になります。そういった意味からも長引くアレルギー症状のあるかたは、イネ科アレルギーを確認するのは大事なことだと思います。当院イムノキャップでの検査を行ってます。詳細はスタッフまで。

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